«≒でつなぐ愛»

しょむくで大人綱吉→25骸←中学生ツナとかどうだろう…！

あんたは知っていたんだろ。あいつがあんたなしで生きられないことぐらい。
もちろん予想していたよ。俺が死ねばあれが壊れるだろうことは。
じゃあなんで！
なんで？なんでだろう。俺は俺なりにあれを愛していたよ。だけど、だから壊してしまいたかった。壊れてしまえるようなら大丈夫だと思ったんだ。だけど結局あれは壊れきってくれなかったよ。
壊れなかった？あいつはいまでもあんたを求めてる！あいつをあんな風にしたのはあんただろ！
…あれが求めているのは俺じゃあないよ。あれはずっとこの世界で唯一つを探している。それはおそらくこの世界にはないものだ。もっともあれは探していることすら気付いていないけどね。
教えてやれば良かったじゃないか。
じゃあお前が教えてやればいい。そうしてもあれがお前の元にあると思うなら。
…っ、あんたに何が分かる！
分かるさ。お前は俺だから。俺だからあれはお前を受け入れる。あれはお前を愛するよ。俺を愛したのと同じように。
なんで、なんであいつを置いて逝ったんだよ。
…疲れたんだ。結局俺もお前も限りなく近いだけのまがい物でしかなかった。あれは永遠に求め続ける。だからいつまでも俺達は一人と一人だ。


こんな会話だけ浮かんだ。いつか話にしたい。
骸をあれ呼ばわりするのが好きです。